GOING!お山の大家族
(2009年)
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3月
14日 中学校卒業式
全国に先駆け、昨日は福岡で桜の開花宣言が出されました。
当矢部村も福岡県ではありますが、標高が高いため桜の開花はもう少し先のようです。

それと今日は、村立矢部中学校の最後の卒業式。・・・来年2月1日に矢部村は閉村し、八女市へ編入合併されることになりました。

ここ数年、中学校の卒業式には必ず積雪し、寒い卒業式が続いています。矢部村では春先の雪は珍しいことではありませんが、今年のように記録的な暖冬にも関わらず、また寒い卒業式となってしまいました。

急な冷え込みと積雪に、子供達もびっくりして
「なんで?」と不思議がっていましたが、
「今日は中学校の卒業式やけんたい。」などと答えると、
「あ〜なるほどね。」などど、変に納得してしまいました。

毎年、同じ時期に寒波がやってきているのでしょうが、それにしても不思議ななごり雪です。

                      (江)

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暖冬で菜の花もあわてて咲き始めましたが、なごり雪が菜の花に積もって、ちょっと辛そうに見えます。
茶畑も一面真っ白になりました。この時期に冷え込んでくれた方が、山のお茶にとっては好都合です。摘採時期は遅れますが、遅霜被害の可能性は低くなります。
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12日 落ち葉
春一番や春の嵐に飛ばされて、お茶の樹に落ちたくぬぎや杉の葉、枝。
茶畑一面に落ちた枯れ葉をひとつひとつ手で拾っていきます。春の剪定と新芽の萌芽の妨げにならないよう、この時期には欠かせない作業の一つですが、山の茶畑ならではの作業でもあります。

今日落ち葉を拾っても、強風が吹けばまた同じように畑一面に落ちてきます。そうなればまた、新芽の成長を妨げないように落ち葉拾いをします。

そして、新茶を摘み取る直前にももう一度落ち葉を拾います。仕上がるお茶の葉に混入させないためです。

お茶の樹にたいしても、お茶をお届けするお客様に対しましても誠心誠意でがんばります(^_^)
このままでは、お茶の新芽の生長の妨げになります。
春の剪定もできません。
11日 辛そう・・・。
毎年この時期、花粉症の夫は相当辛そうです。
山の中に済み、毎日濃厚な花粉を吸い込んでいるとおもいます。
その上、お天気が毎日悪く仕事も遅れ気味で、今日は機嫌が悪そうです。

一日3回目を洗い、抗アレルギー目薬さしてとタウロミンを飲み、やまかいをペットボトルに入れて、マスクをして茶畑に出かけています。

洗濯物は小屋の中に干し、布団を干さず、家中の窓も開けずに、この時期を乗り越えています。
お陰で以前のように熱が出たり、鼻が炎症を起こしたりすることはなくなりました。
病院にもかかっていませんが、隣で見ている限りでは、症状も軽くなっているように感じます。辛抱強くなってきているのかも・・・(^_^;)
茶畑の周りは杉山だらけです。
移動中のトラックの中、
冗談を言ってものってきません。
10日 クリーニング
3月3日、次女が高校を卒業。
不要になった制服をクリーニングへ出していました。

年度変わりには、農業者もビシッとスーツを着て、なんだかんだと総会や○○式に出かける機会が多くなります。主人のスラックス、私の一張羅も一緒にクリーニングへ・・・。

クリーニング一つを片付けるにも片道35キロ。出す時、引き取る時の往復2回。いろいろな用事を合わせながら出かけます。今日はお茶の配達とクリーニングと食材の買い出し。

「わー菜の花が満開。八女市はもう春やん。」家から西へ35キロ。標高差は500m以上、気温差は3℃前後かな。
菜の花が咲けば、いよいよ農繁期の始まりです。がんばるぞー!
町の季節は春へと進んでいました。八女市と標高600Mの我が家では10〜2週間ほど季節にずれが生じてしまいます。
                                 

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平成16年、20年農林水産大臣賞 受賞茶園                     ■
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