お茶の産直 お茶の千代乃園




●十一月七日 立冬
●十一月二十二日 小雪


謹賀新年


新年、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


大晦日のドタバタから一夜明けると、別の世界へやってきたかのように、静で穏やかなお正月。

元旦は、集落のお年始会に家族揃って出掛けます。

朝遅くても8時くらいには起き出して、朝食の準備をします。
昨夜遅くまで作っていたおせちを詰めた重箱と自家製納豆を小皿に添えたお雑煮。黒豆・かずのこ・かぶの酢の物・鯛の南蛮漬け。
毎年毎年同じメニューの元旦の朝です。

食事の準備の間、男たちは鏡餅を神棚、仏檀、、床の間、恵比寿様、ちんかんぼんさん(昔、家の庭に塚があり、そこに祭られていた石像)、仕事場、そして最近はパソコンの前にも飾ります。

鏡餅の飾りつけとおせちの準備が済むと大神宮様、荒神様、仏様、恵比寿様、床の間、ちんかんぼんさんの全てに家族みんなが家の内外をグルグルと左周りに進みながらお参りをします。

お参りが終るとみんな揃ったところで家長の新年の挨拶・・・となるのですが、何故か毎年、母(ばあちゃん)が主導権をとります。
毎年と言うより、毎日のことではありますが・・(-_-;)

そこでじっちゃんが一喝!
 じ 「家長より先に挨拶するな(▼▼)」
 ば 「よかっさい。誰が先にゆうたっちゃ(^ ^)」 注:「いいでしょ。誰が先に言っても」
 じ 「でけん(▼▼)」 注:ダメだ。
 ば 「なんの(^ ^)」  
 主 「新年あけましておめでとうございます(-_-;)」
 全 「あけましておめでとうございます(^ ^)」
 主 「旧年中はお世話になりました」
 全 「お世話になりました」
 主 「今年もよろしくお願いします」
 全 「よろしくお願いします」

と我が家の一年の初日は例年通り、滞りなく始ったのでした。

じっちゃん・ばあちゃんまだまだ(^_^;) バリバリ元気です。

おせちを食べたら、お出かけ用の服を着て集落の公民館へお年始に出掛けます。
私が嫁いで来た十数年前より、集落に住む人も半分近くに減ってしまいましたが、それでも村のいくつかの恒例行事は続いています。

今年一年みなが無事に過ごせますように。

ネットをご覧の皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

 
 
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