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秋用ぼかし肥料作り
当園では、ぼかし肥料を使用しています。ぼかしとは、材料と山土混ぜ合わせ微生物により発酵させたものです。根に優しくききめも抜群です。
秋用の肥料を春に準備します。
魚カス、米ぬか、油粕、を主体に配合し、水分調整した後、じっくりと発酵
熟成させています。秋用は、植物性の材料を動物性より、やや多めに配合しました。
相棒は20年以上頑張っているトラクターの
「がまだしもん」です。※注:がまだしもん=働き者
5/10〜5/末
茶摘み
お茶の機械摘み
今では、手摘みより葉を痛めずに摘み採る
ことができます。弧状のバリカンで茶葉を切り、
後ろに付けた袋に風で茶葉を送る。
平らな畑は作業も順調に進むけど、うちは
坂を登ったり下ったりして、生茶の入った袋を
引っ張りまわしながらの茶摘み作業です。
茶摘が終わる頃には、筋肉マンになってます。
7月〜8月 二番茶が終わると病気予防と害虫駆除のため、今年は3回の消毒を行いました。
これは、茶栽培において減農薬栽培の条件を満たしていますが、当園では、
減農薬栽培の表示は行っていません。
夏 除草 夏は戦いの時!除草剤を使わないため、
ひたすら茶畑に這って、草取りをしてます。
除草が一通り済むころには、また最初から始めなければ
なりません。取っても取っても永遠に終わらない・・・
夫は「人間修行だ!」と言って笑ってます。
雑草は、私の永遠のライバルです。
9/20
裾刈り作業
茶樹をかまぼこ状の成型する作業
2本のバリカンで茶樹の間を切り開きます。
10/5〜10/15
秋整枝作業
茶樹をかまぼこ状の成型する作業第2弾
弧状のバリカンで茶樹を2回に分けて成型します。夏から大切に育てた葉っぱの、良い所
を残し、これが来年の一番茶の親葉になります。
この作業が終わった頃には、来年の新茶の量が決まる!と言われています。
来年の新茶になる芽は、暖かくなる春をじっと待ち続けます。
※今年の茶畑は、天候に恵まれとても葉の色が良く、病害虫の被害もありませんから来年の新茶は、格別期待できそうです。
10/19〜
春に使う肥料の仕込
秋整枝が終わると畑での主な作業は一段落。
春用の肥料13tの仕込にかかります。
米ぬか・魚かす・菜種かすを主体に混ぜ合わせ、水分調整し、約3ヶ月かけて発酵、熟成させます。
春用は、動物性の材料を植物性よりも、やや多めに配合しました。
健全な土作りのためにともいえますが、本音で言えば、わが子に食べさせる食事は、
手料理のほうが相手にも愛情が伝わると考えてます。