「矢部村八女津媛伝説」

神々の舞い降りし、悠々の大地「矢部村」

わが国最古の歴史書「日本書記」に八女の起源がしるされています。
「この地に女神あり、その名を八女津媛といい常に山中にいる。」
四世紀前半、この地を治めていた水沼の県主猿大海が、
景行天皇に奏上したことから”八女”の名が起こったととされています。
村内の神の窟(かみのいわや)地区には、女神を祭った八女津媛神社があり、
伝統行事が今も受け継がれています。
神社の創建は養老三年三月(西暦719年)と言われ、日本書紀完成の一年前のことです。
八女津媛神社 鳥居

神の窟(かみのいわや)

このあたりの集落名にもなっています。
神の窟

太古の昔、この窟の下で
八女津媛が政をした
と言われています。
神社の側にある権現杉は天然記念物に
指定されています。

権現杉
元旦に皆でお参りに行きました。
権現杉に手を回してみましたが、
5人では、ぜんぜん届きませんでした。


矢部村「杣の里」にある八女津媛の像
八女津媛神社にある権現杉

樹齢(700〜800年)
村内の4年生、全7人でやっと手がつなげます。
杉の全体の写真は大きすぎて撮影できませんでした。
八女津媛神社に伝わる「浮立」

浮立は、今でも5年に一度氏子によって行われています。

 矢部村の子どもたちは、毎年、夏休みに浮流の練習をして
11月の矢部祭りで浮流を披露しています。

八女津媛神社のすぐ近くに
八女津媛資料館が立てられ浮流の様子などを
ビデオなどで一般に公開しています。

八女津媛神社2006
大杣公園良成親王御陵墓
矢部村の自然
「八女津媛のふるさと」矢部村のお茶を産地直送。