農薬の使用について

病気にかかったよぼよぼのお茶が体に良いといえるでしょうか?
 昨年の8月に病害虫防除のため2回の消毒をしましたが、除草剤は一切使用せず
通常の栽培法の1/5に農薬の散布量を減らしています。
無農薬については只今勉強中で、勉強会等にも積極的に参加しています。

おいしいお茶は病害虫の害を受けやすいものです。
放ったらかしの無農薬栽培ではお茶も大変なストレスを受けてしまいます。
千代乃園の茶栽培は、人と同様、お茶も最低限の病害虫の予防と治療を行っています。

8月から5月の適採まで農薬散布は行っていませんので
摘み取る茶葉に直接、農薬はかかっていません。
またこれは有機栽培(移行期)の条件を満たす程度の防除になります。

しかし、減農薬栽培・有機栽培の表示は致しません
農水省のガイドラインによる表示についてはいくつかの疑問を持っていますし、
お天気相手の農業ですから毎年栽培方法が少しづつ違ってくるからです

雨の多い時にはお茶も病気にかかりやすく、
晴れた日ばかりではダニが多く発生し、茶葉は養分をすいとられてしまいます。

千代乃園の生産するお茶は、私達家族も毎日3回以上飲んでいます。
消費者のみなさんに誠実に、また自分に正直にお茶の栽培を続けていきます。
次のページへ トップページへ