お茶の千代乃園の茶畑情報 

2005年の春に向けて始動!
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2004年 秋の茶畑
9月の上旬、熟成させた自家製ぼかし肥料を
散布します。
醗酵させた肥料ですので、散布後直ぐに土と混和しますが今年の秋は、台風や雨が多くてなかなか仕事が捗りません。

少ない晴れ間に、機械で浅くすき込みました。
2004年 夏の茶畑
 来年の新茶の親葉となるお茶の芽が、真夏の陽射しを浴びてすくすくと育っています。

 猛暑・・・

 連日の夕立・・・

 昨年の長雨を思えば、申し分のないお天気に恵まれています。


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イノシシに荒らされた茶畑の周り

 作業時には、肥料をまく機械などがUターンする場所となるのですが、ここまであらされてしまっては、肥料散布機も倒れてしまいます。

 
 小さなユンボ(重機)でも持ち込まないと修復できそうにありません。
  (T_T)(T_T)(T_T)



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2004年 夏の剪定
 
千代乃園の茶畑はほとんどが、ご覧のように山の上や山の中ほどにあります。

 そのため気温が低く、2番茶までしか摘み取ることができません。町のお茶畑では、3番茶4番茶という話も聞きますが、千代乃園では、2番茶の摘み取りまでが限界です。

 そのわけは、来年の新茶の出来栄えに影響してしまうからです。

 2番茶を摘み終えると直ぐに左の写真のようにお茶の木を深く刈り込んでしまいます。

 こうして刈り込んだ枝の先から伸びてくる新芽が、来年の新茶を育てる親葉となります。

 秋までにしっかりと芽を伸ばしてあげなければなりません。

 3番茶を摘み取ると、気温の低い山の茶畑では、この親葉が秋までに育たないのです。

 
親葉のでき不出来が、来年の新茶の品質と収量を大きく左右します。

 よってこの親葉に対して農薬の散布をしています。

 親葉となる新芽が伸びてきたら、病気や害虫の予防に必ず一度農薬を散布しています。また、お茶の葉の様子を見ながら、今後1〜2回の防除を行います。

 何事もない普通の年であれば良いのですが、天候はそういうわけにはいきません。

 昨年は、梅雨入りから8月中旬までほとんど防除ができないほどの長雨で病気がでてしまいました。

 また、害虫の発生状況によっては農薬散布が必要な年もあります。

 しかし、この時期にしっかりと管理し、健康な親葉を育てることができれば、もともと害虫も少ない山の上の茶畑では、来年春の新茶に防除を行わずにすみます。

 農業者は誰でもだと思いますが、農薬散布は、我が身のためにも一回でも少なくしたいと考えています。

夏の雑草

夏の雑草

父母は、「二番草」ともいいます。
春に芽吹く草が一番草。

 茶畑の周りの一番草は、除草せずに踏み倒しながら一番茶の摘み取りをしています。
  省力化( ;^^)ヘ..>手抜きとも言う・・・。

 二番茶を摘み取る前に、一番草を刈り払い機で除草します

 しかし、夏の雑草は生長が早いので、もうこの有様です(T_T)

寒くなるまでに、後何回除草するのか・・・数えたくもありません(×_×;)

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